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1 / 5 ページ 鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス ……徳川家康 夕焼けが世界を紅く染める。 伸びゆく影と眩しい光が交差し、ドレスを着こなす女性を包み込む。 「そろそろ時間ね……」 太陽との別れは羽ばたきの合図。 夜の蝶、アゲハ・フラテリカは石の階段を眺めながら呟いた。 「しかし、この階段どこまで続いてるのかしら?」 アゲハが眺める階段の先は果てしなく、どこまでもどこまでも続いているかに思える。 「それが今回の課題だ……アゲハ・フラテリカ」 しわの寄ったスーツをラフに着崩した中年の男は軽く手を上げて挨拶をすると、アゲハへ歩み寄る。 「よ! また会ったな、ネーチャン!」 「貴方は1回戦のときの……」 アゲハが思い返すは今回のトーナメントの初戦。 どちらが相手を勝たせるかを問われた何とも厳しい課題だった。 「また変なルールじゃないでしょうね?」 「何、特別難しいことはないさ」 男は真っ直ぐに階段を指差す。 「あの石の階段が全部で何段あるか……俺に教えてくれ」 「……それだけ?」 「ああ、それだけだ。時間制限もない。相手は遅れてるみたいだし、先に数え始めてもらって一行に構わん。分かったら俺に教えに来い」 「……分かったわ」 2 / 5 ページ ………………………… 「お嬢ちゃん……話にゃ聞いてたが、いくらなんでも遅刻し過ぎじゃねぇか?」 「すいません! そこの角まではスムーズに来たんですけど、ついコンビニに寄ってたら、つい……」 アゲハがスタートした頃にはまだ微かに見えていた太陽も、今や完全に沈み、辺りは夜の闇と冷ややかな空気に包まれていた。 「で、えぇっと……この階段を数えればいいんですよね? 長いなぁ……今から追いかけて間に合うのかなぁ……」 中年の男はフッと口元を緩ませた。 「この試合に時間制限はない……意外といい勝負になると思うぜ、お嬢ちゃん……」 3 / 5 ページ 鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス ……織田信長 「8251……8252……」 数を間違えないように口ずさみながら登るアゲハ。 少しでもリードを延ばそうと休むことなく、ハイペースで登り続けた。 流石に疲れて立ち止まり、上を見上げる。 夜の闇に包まれたせいもあるのだろうが、その終わりはまるで見えてこない。 「どれだけ長いのよ……この階段……」 石段の高さなどたかが知れると軽く考えていたアゲハにとって、この規格外の長さは体力のみならず精神的な疲労も齎していた。 アゲハは続けて後ろを振り向いて確認するが、やはり石段は同様に果てしなく伸びている。 ……いや、一つだけ違いがある。 それはだんだんとアゲハに近づいてくる人影。 「あれ? 本当だ。意外と早く追いついちゃった!」 「な……もう追いつかれた!?」 「お姉さん、コンバンハ! わたしエミリアナ・セブロ・メサ、エミリって呼んでください!」 アゲハは返事することなく、エミリを見つめる。 アゲハの全身の輪郭が一瞬ぼやけたかと思うと、そこから浮かび上がるように、抜け出るように、精神の才能が現れる。 「ミストレス・メーベル!」 そう叫ぶや否や、ミストレス・メーベルの振るった鞭がエミリの脚を打つ。 「キャッ!!」 ベコっと音を立て、エミリの脚は折れ曲がり、その場に倒れ込む。 「その脚じゃ、この石段は登りきれないわね。そこでおとなしくしてなさい」 エミリに背を向け、アゲハは再び階段を駆け登る。 (ちょっとムキになりすぎたかしら……) つまるところ、アゲハは嫉妬していた。 エミリの無邪気さ、若さ、やがて自分が失うであろう輝き、みずみずしい羽を持っていることに対する嫉妬。 今だ見えぬ自分の未来への苛立ち。 それが彼女の短絡的な攻撃に結び付いていた。 (この闘いに勝利し、私は見つける……新しい輝き……新しい羽を!!) 「9563……9564……」 更に1000段以上登ったアゲハ。 ゴールを信じて、石段の先を見上げる。 「流石に10000段はないでしょ……そろそろ終わるはず……」 ゴゴゴゴゴゴ…… 「なのに……」 ゴゴゴゴゴゴ…… 「なんで貴方がここにいるのよ!!」 アゲハの目に映ったのは座り込むエミリの姿だった。 4 / 5 ページ 鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス ……豊臣秀吉 「なんで貴方がここにいるのよ!!」 「あぁ、やっぱり。何となくそんな気はしてました、はい」 困惑するアゲハを尻目にエミリはいけしゃいしゃいと答える。 「わたしお姉さんから2時間遅れで出発したのに、やけに早く追いついたからおかしいなぁって思ってたんですよ」 エミリは辺りの木々に視線を移す。 「それに、わたし漫画とか絵を描くのが好きだから風景とか細かく見る性分なんですけど、この辺の風景って代わり映えしないっていうか……」 ゴゴゴゴゴゴ…… 「まるで"同じところ"をぐるぐる回ってるみたいだなぁ……って」 「"同じところ"……!?」 「それで確認なんですけど、わたしはここまでで"253段"なんですけど、もしかしてお姉さんはもっと登ってません?」 「……253段!?」 「図星って顔ですね……というわけで、お姉さん!」 エミリは笑顔でアゲハに向き合う。 「お話しましょう!」 「……はい?」 「いや、このまま階段登り続けても埒があかないし、せっかく知り合ったんだからお話しましょうよ」 「なんで……?」 アゲハは困惑を隠せない。 「私はいきなり貴方に襲いかかったのよ? なんでそんな無邪気に話せるの?」 「だって、お姉さん悪い人じゃなさそうだし! こんな大会なら攻撃するくらいは普通でしょ」 エミリの笑顔と言葉に、アゲハの中の何かが晴れる気がした。 「そうね……エミリ。私はアゲハ……アゲハ・フラテリカ。よろしくね」 「アゲハさんですか! かわいい名前ですね!」 「そ、そう……」 「アゲハさんはこのトーナメントの目標ってあるんですか?」 「目標ね……有って無いようなものね。そういう貴方は……?」 「う~ん、なんでしょう? ……"目標を探すのが目標"じゃ駄目ですか?」 エミリは遠くに視線を移す。 「……1回戦は相手の男の人が強そうだったんでつい夢中になって戦っちゃったんですけど、2回戦はかわいい年下の女の子が相手で、楽しくお話してたら終わってて……なんていうかその場その場で全力を尽くすっていうか……」 自分でも何を言ってるのか良く分かっていなさそうにエミリは言葉を続ける。 「とりあえず、せっかく知り合ったなら仲良くなりたいなぁっていうのが今の気持ちです。アゲハさんとも! っていうかアゲハさんホントに綺麗ですよね。美の秘訣を是非ともご伝授!!」 「美の秘訣……? いや、そんなこといきなり言われても……」 「とりあえずメアド教えてください! いろいろ教えてください、お姉様!!」 微笑ましいエミリの態度に困惑しつつもどこか暖かい気持ちになるアゲハ。 (こういうのも悪くないかもね……) 自分の輝きはいつか失われるときが来るだろう。 でも、それを若い世代へと伝えていく。 そういう生き方も……悪くない。 それがこの闘いを通して見出だされた、己の新たな道。 己の新たな強い意思…… 「待てよ……もしかして……」 アゲハはふと気づく。 この終わりなき石段の真実に。 5 / 5 ページ 「分かったわ……課題の答え、石の階段の真実!」 「……答えを聞かせてもらおうか、アゲハ・フラテリカ」 そして、闇は晴れた。 気がつくと、アゲハとエミリは何もない荒野に立っていた。 二人の前には立会人である中年の男。 「ど、どういうこと?」 エミリは意味が分からず辺りを見渡す。 「アゲハ・フラテリカ、さぁ答えを……」 「では、答えを……」 ゴゴゴゴゴゴ…… 「"石の階段なんて始めからなかった"。それが答えよ!」 「その心は?」 「最初に階段がおかしいって気づいたのはエミリちゃんなんだけどね。私は何故この階段が存在するかを考えたの……そしたら思い当たったのよね。もしかして、この階段は私たちの"意思"を試してるんじゃないかってね」 「ほぅ……」 「私とエミリちゃんの共通点は闘いの明確な目的、明確な意思がないこと。あの階段のゴールとは、そこだったのよ」 アゲハは先程石段で思い浮かんだ未来のビジョンを再び思い描く。 「エミリちゃんみたいな若い世代への懸け橋として輝く。それが私の新しい羽、新しい意思……つまり、石の階段じゃなくて……意思の階段だった。それが答えよ!!」 アゲハはドヤ顔で中年の男に己の意思をたたき付ける。 「見事だ、アゲハ・フラテリカ……だが不正解だ」 「なんですって……!?」 「では、エミリアナ・セブロ・メサ。お前の答えを聞こう」 「はい! 石の階段は全部で10段です!!」 アゲハはエミリの声のする方向へと振り返る。 そこには確かに先程まで無かった10段の石段が存在しており、その頂上にエミリは立っていた。 彼女のスタンドを携えて…… 「ケケケケ、スタンド使いの荒いマスターだぜ。大きい立体は大変なんだぜ!」 「私の能力は描いたものを実体化すること。アゲハさんの話長いから……石段、作っちゃいました! 鳴かぬなら 作ってしまえ ホトトギス ……なんちゃって、テヘペロ!」 「確かに初めは石の階段なんてなかったんだが……実際に用意されたなら話は別だ。というわけで、エミリアナ・セブロ・メサ、正解だ!」 「やったぁ! わたしの勝ち! イェーイ!!」 「……このクソガキ」 やっぱり若い奴は嫌いだ。 無邪気に喜ぶエミリを見て、アゲハはそう思った。 ★勝者: 本体名 エミリアナ・セブロ・メサ スタンド名『ニュー・ファウンド・グローリー』 ▼一覧へ戻る
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1 / 6 ページ 古びた倉庫が立ち並ぶ港。 数隻の小型船が停まっているものの、その乗組員すら姿はなく、その港に人気は全くない。 ……一人の少女を除いて。 「……遅い。それともこの前みたいに既に何処かに来ているの?」 そう呟く一人の少女、安西歩。 海から吹き付ける潮風が少女の髪を揺らした。 ふと、歩が視線を遠くへと移すと、見えてきたのはこちらへと走ってくる学生服を着た少年の姿。 「……よかった。今度こそ人間が相手みたいね」 歩は少年、相羽道人を見て、そう呟いた。 2 / 6 ページ 「間に合った……えぇっと……君は立会人? それとも対戦相手?」 息を切らし、駆け込んできた道人。開口一番に歩へと問いかける。 「立会人? へぇ……運営側が立ち会うこともあるんだ」 そう言うや否や、歩の背後に重なるようにスタンドヴィジョンが現れる。 「な……!?」 有無を言わさず、スタンドを展開してきた少女の姿を見て、道人は確信する。 この少女は立会人ではない……今回の相手だと……! 「クローサー・ユー・ゲット!」 道人が状況を理解しきる前にケリをつけようと、歩は速攻をしかけた。 クローサー・ユー・ゲットのスピードを活かしたラッシュが道人に叩き込まれ、その体は力なく宙を舞い、電柱へと弾き飛ばされる。 「ぐ……いきなりこれか……」 スピードだけではなく、そのパワーもなかなかのもの。 再帰不能ではないが、道人が相当量のダメージを負ったのは事実。 「(スピードは僕よりも上みたいだ……正面から殴り合ったら歩が悪いかも……)」 体勢を立て直すため、道人は電柱を背に、もたれ掛かるようにして立ち上がる。 ……ジャラ そのとき、道人の足元から鳴る金属音。 「(……手錠? なんで電柱に嵌められて……まさか!?)」 何かを察した道人が電柱から慌てて飛び退いたのと、クローサー・ユー・ゲットが火の点いたマッチを投げたのは、ほぼ同時だった。 ドゴォォン!! マッチによって電柱は「着火」し、爆発した。 3 / 6 ページ 「うわぁぁぁ!!」 咄嗟に逃げた道人だったが、その爆発範囲から完全に逃れることはできず、爆風に弾き飛ばされる。 「く……ブレイク・フリー!!」 何度も地面に叩きつけられていては体がもたない。 自身のスタンド、ブレイク・フリーに支えられ、道人は無事に着地する。 「近距離型のスタンドね……だったら、近づけさせなければこっちのものってわけ!」 歩は懐から瓶を取り出すと、その中の液体へ指を突っ込む。 そして、道人の足元へと手錠とマッチを投げ付ける。 「まずい……!」 先程の攻撃で全てを察した道人は即座にその場から走り去る。 手錠は誰も居なくなった地面へ落ち、次いでそこに落ちてきたマッチによって着火、爆発を起こす。 歩が持ってきた瓶の中身はガソリン。 その性質を得た手錠や拘束物をマッチで着火させる。 そう、クローサー・ユー・ゲットの能力を活かした爆発攻撃である。 「(いじめなんて、この能力があれば簡単に仕返しできる……運命は変えられる……でも……)」 歩は道人目掛けて、手錠とマッチを投げ続ける。 「(こんな残酷な手段をとる覚悟……これまでの私にはなかった。この闘いで……私は非情になる!!)」 4 / 6 ページ 何度も何度も繰り返される爆破の嵐に巻き込まれ、道人は傷つき、逃げ惑う。 その集中力はたいしたもので、常人ならばとっくに爆発に巻き込まれるか、あるいは手錠で拘束されて自身がガソリンとなっているところだ。 しかし、次第に道人も追い詰められ、倉庫の扉を前に立ち尽くす。 「古い倉庫らしくてね。鍵も壊れて、ひしゃげたその扉が開くことはないわ……」 地の利を活かしたものが有利となることを、彼女は前回の闘いで身をもって学んだ。 今回は、事前に下調べは十分にしてある。 これまでの連続爆破は道人をここまで追い込み、退路を絶つために行っていたのだ。 「……これで終わりよ!」 歩が投げた手錠は道人の両足を捕らえ、彼にガソリンの性質を付与する。 そこへ投げ込まれたマッチ…… 「うわぁぁぁ!!」 道人の体は爆発とともに跡形もなく消えうせる…… 「……はっ!」 と……想像したところで歩は一瞬手を止めていた。 まだ、手錠は投げられず、手元に残っている。 「ブレイク・フリー!!」 歩が躊躇したその一瞬、何が起こったのか。 固く閉ざされていたはずの倉庫の扉が開き、道人はその中へ逃げ込んだ。 「なんで……? あの扉は私のスタンドのラッシュでも開かなかったのに……!?」 ……ゴゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴゴ 低い地響きのような音が倉庫から発せられ、辺り一帯に鳴り響く。 そして、倉庫から大量の白い粉が津波のように溢れ出し、歩へと迫り来る!! 「これは……小麦粉!? 何がどうなって……!?」 訳の分からない歩は押し寄せる小麦粉の津波に巻き込まれる。 「きゃあぁぁぁ!!」 5 / 6 ページ 道人が倉庫の中で見つけたのは古い貿易船の積み荷の数々。 中でも目をつけたのは小麦粉を入れた大量の箱。 道人は倉庫の扉を開いたのと同様にブレイク・フリーの能力で積み荷の封を切っていく。 そして、あの小麦粉の津波が引き起こされたのだ。 「……こほっ。酷いね……目茶苦茶よ」 下半身が大量の小麦粉にすっぽりと埋まって身動きのとれない歩。 そこへゆっくりと近づいてくるのは……道人とブレイク・フリー。 「あんまり同年代の女の子を殴りたくないんだけど……まだ続ける?」 「当たり前でしょ! 情けなんてかけないでよ! ……アンタには覚悟ってもんがないの? 勝負は非情なのよ!!」 歩は必死の形相で道人を睨みつけ、なんとか小麦粉から抜けだそうと力を込める。 「そう……分かった。ブレイク・フリー!!」 トコトコトコトコトコ トコトコトコトコトコトコトコ 軽快なラッシュが歩に叩きつけられ、小麦粉の山からすっ飛んでいく。 ブレイク・フリーの能力によって、「束縛」が解除されたためだ。 「……アンタ、どういうつもり?」 しかし、歩にダメージは殆どない。 「わざと手加減したの……? 情けはかけないでって言ったでしょ!」 「……それはお互い様じゃない?」 「え……?」 「確かに、君のやり方は非情だった……でも、とどめを刺そうとしたとき一瞬戸惑ったよね? もし、君が本気だったら僕は今ごろこの世にはいない」 「……それは」 「僕のスタンド、ブレイク・フリーの能力は束縛を解除し、秘められたものを解き放つこと……」 そう言うと、道人は歩に背を向けて歩き始める。 「もし非情な闘いを続けたかったら、いいよ……僕の背後を襲っても」 道人は一度立ち止まり、顔だけで振り向いて言葉を続ける。 「僕は君の本心を信じる……」 「私は……」 6 / 6 ページ 「お゛めぇーの席ね゛ぇーがら!!」 あの一言が私の運命を狂わせた。 始めは確かに些細な冗談だったのかもしれない…… でも、皆が皆がそれを冗談だと受け取ったわけでもなかった。 それは私自身も同様で、それが反って「ノリが悪い」と取られ、いじめはエスカレートしていった。 突然目覚めた私のスタンドは、この運命を変えるための力…… 突然招待されたこのトーナメントは、私が覚悟を決めるためのチャンス…… ずっと、そう思っていた。 そう頑なに思い込むことでしか、私は前に進めなかった。 「……私の負けね」 でも、彼が教えて……いや、解き放ってくれた。 歪んだ覚悟に束縛されていた私の本心を…… そう、壊す以外にも道はある。 「ねぇ……貴方、名前は?」 「ミチト……相羽道人」 少女の問いに背を向けたまま答え、道人はその場を後にした。 ★勝者: 本体名 相羽 道人 スタンド名『ブレイク・フリー』 ▼一覧へ戻る
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1 / 6 ページ ロロ・ロサーノがバーのウエスタンドアを開けると、如何にも英国紳士然とした中年男性、ヘンリー・ギボンズが奥のテーブル席に座っていた。 その傍らにはウイスキーのボトルと、リボルバーの拳銃。 「君が対戦相手だね」 「ヒヘッ その通りだヨ」 先の戦いでは、完全に距離を取っていたロロも、今回は戦いの場に姿を現している。 もう彼のスタンド『オホス・デ・ブルッホ』は発現しているのかもしれないが、現時点では姿は見えない。 「私の名はヘンリー・ギボンズ。英国よりサーの称号を賜っている。掛けないかね?」 ギボンズに対して油断しているわけではない。 ロロは相変わらず不敵な笑みを浮かべながらゆっくりと椅子に手を取り、そしてギボンズと向き合って座った。 「ロロ・ロサーノだヨ。よろしくミスター・ギボンズ」 「フフッ…… それはやめてくれ。君を殺したくなる」 口調こそ物腰柔らかで、笑みを失くさない表情ではあるものの、殺意が本物であることは決して戦闘のプロフェッショナルなどではないロロであっても理解でき、一瞬委縮してしまう。 「じゃ……じゃあ何と呼べばいいのカナ……?」 「できればヘクター。ないしサーとでも」 「ヘヒッ……じゃあ聞いてもいいかいヘクターさん」 「この拳銃は?」 テーブルに置いてあった拳銃を、ロロは手に取ってギボンズに尋ねる。 ロロは少しだけ、拳銃を手に取れたことを驚いていた。ギボンズは敵対者である自分に手を取らせたのだ。 見たところスタンドを発現させている様子はない。真に無防備であるというアピールなのだろうか、かえって露骨にさえも見えなくはないものの、直後にギボンズは口を開いて言い放つ。相変わらず表情は揺るがず、それがロロにとっては不気味にさえ映った。 「今回の勝負、スタンドを使わんようにしないかね?」 「もう使ってるかもしれないヨ?」 「そこは紳士協定ということで、私も自身のスタンドを使わぬことを誓おう」 「何に?」 「そうだな。神にでも」 その言葉は失笑を誘うほど軽薄で、吹けば飛ぶような代物であった。 だが、ギボンズはお構いなくルール説明を続けた。 「ルールは大体分かるだろ? 「ディアハンター」とかで観てるはずだ」 「フヒッ……ボクはその映画タイトルしか知らないヨ…」 まあそうはいっても、大体は理解している。 ギボンズが弾倉を開いてそれを見せつけたように、その中には弾丸が一発だけ込められていた。 「だがな、このロシアンルーレットにはもう一つルールを設けたいと思う……」 「『アタリ』の度に、自身の『スタンド』に関する『秘密』を一つずつ相手に告白する」 2 / 6 ページ ロロは静かに驚愕した。ギボンズ同様彼の表情も揺るぎはしないが、それでもそれが何を意味するかは分かった。 世の中にはスタンド使いが大挙して在校する学園なんてものもあるだろうが、そんなものはロロからすれば危険でしかない。 能力が露見することは、スタンド使いにとっては死活問題。 それを何故露見させるなどと…… 「ただロシアンルーレットをするだけでは画的につまらんだろう? 私たちはマイケル・チミノじゃあないんだから」 「誰ですカ? その人」 「「ディアハンター」を撮った監督だよロサーノくん」 「…………クヒッ」 どこまでも不敵な男だ…… ロロはこの男を静かにそう評する。 このロロ・ロサーノ自身も、他人から見れば「不敵」と評される類の人種であるだろうが、それ自体は彼からすれば『デコイ』だ。 人は見た目が九割と言う書籍が存在するように、この不気味と取れる容姿も、イメージを形づけるのに効果的である。 「それじゃあ先行後攻を決めるコイントスでもしようか……」 「ロサーノくん、君が投げるかい? これは先の戦いで破った相手から拝借した日本の硬貨だよ」 そう言ってギボンズが手渡した日本の硬貨(確かこれは「500円硬貨」だろうか?)を手に取る。 ヒンヤリとした金属の感覚が、手に取った瞬間ロロの手に伝わる。 「裏の植物が描かれている方が表面だよ。そっちが裏」 「クヒッ……ご親切に」 そう言って、ロロはコインを右手の親指ではじく。 「表」 「裏」 ロロが表と言ったのに対し、ギボンズは相変わらずの口調で軽く裏と言ってのけた。 左手を退けると、その中には500の面が描かれた「裏面」がそこにはあった。 「それじゃあ……先行を貰おう」 ギボンズはそう言ってリボルバーを回転させた。 3 / 6 ページ ロシアンルーレットは、どう転んでも最長6回までしか弾丸が放たれない。 その中で不利とされる後攻を選んだギボンズに対して、流石にロロも疑念を抱いていた。 追加ルールによって最大で「三つ」まで能力の秘密を露見させなければいけないこの状況に於いては、流石になにかあると思わざるを得ない。 最初から、多少疑ってはいたものの、よもやここまでとはロロも思っていなかっただろう。 「本当に後攻でいいノカイ? ミスター・ギボンズ」 「…………」 ギボンズの表情が、少しだけ揺らいだ。 「……構わんよ。あとできればミスターとは呼ばんでほしい」 「フヒッ……分かったよミスター」 挑発による揺さぶり。多少であるが有効ではあった。 「始めようか」 ギボンズは表情をもどし、こめかみに銃口を当て、リボルバーを見ないように目をつぶりながら引金を引く。 弾丸は放たれず「アタリ」……ギボンズはふぅと息を吐いた。 「キヒッ……それじゃあ」 「ああ分かっているよ」 「私の『スタンドの名は『フリーズ・フレイム』 射程距離は2mほどで破壊力は一撃で人を仕留められるほどだ』」 確信を突いているようで突いてはいない。 射程距離はスタンドを語る上で大事な要素の一つではあるものの、この場を動けないこの状況では、あまり重要ではない。 「そいじゃあ次はボクだね……」 ロロもまた「アタリ」だ。 「…………キヒッ」 「それじゃあ言うヨ……『スタンド名は『オホス・デ・ブルッホ』 射程距離は長い方』……こんな感じでもいいカナ?」 「結構。では次は私だな」 銃を手に取り、引金を引く。また「アタリ」 「『私は嘘を吐くかもしれない』」 「?? そいつはどういうことカナ??!」 引金を引いてすぐ、唐突に言い放たれたその言葉には、ロロもさすがに声を荒らげた。 「もちろんスタンドに関することのみだ。私のスタンドは近距離パワー型でないかもしれないし、射程距離は長いかもしれない。スタンドの名前が『フリーズ・フレイム』ではないかも」 「そして「これから嘘を吐くかもしれない」……?」 「そう言うことだ。分かってるじゃあないかロサーノくん」 ちょっとだけ笑みを浮かべて、ギボンズは拳銃をロロに手渡した。 これで四回目の発砲。これまで順当に来ているが、次に弾丸が放たれるかもしれない。当然ロロも、絶対的な自信があるわけではない。 もうこの時点で虚勢なのだ。 次に弾丸がこめかみを突きぬけるかもしれないと思うと、流石に恐怖は少なからず抱く。 拳銃を握る手にもおのずと力が入り、手の平に嫌な汗をかいているのも分かった。 「…………クヒッ」 笑っては見せたが、こめかみに銃口を突き付けた時点で、余裕などはほぼ皆無であった。 そして引金を――――引く。 4 / 6 ページ カチッと音が鳴る。「アタリ」だ。 「…………」 ここまで来ると、もはや息の荒さや頬を伝う汗は、混じりけのない完全なる素である。 「おめでとう。ロサーノくん」 やはり、この男おかしい。この自信、絶対に何かある。 強い疑念は確信に変わりだしていたが、ロロは動けない。 相手が近距離パワー型のスタンドではまず勝ち目がないからだ。このトーナメントに於いて勝機があるとすれば、彼が提示したロシアンルーレットでの結果のみ。 勝敗の決し方はどうでもよいはずだ。だから運で乗り切ればそれで勝てる。 「…………」 「大丈夫かい?」 「……ああ大丈夫ダヨ…………じゃあ最後に「ボクも嘘を吐いてるかもしれない」」 ここでロロは勝負に出る。 「……嘘を………………吐くとは?」 「さっきアンタの言ったのと同じダヨ……もう吐いてるかもしれないし、これから吐くかもしれない」 これからというのはない。 ロロは半ば、勝利を確信していた。それゆえの「嘘を吐いているかもしれない」発言なのだ。 「ふぅん……」 ギボンズの表情は一瞬だけ硬いものとなった。先の「ミスター・ギボンズ」と呼ばれた時のような硬い表情である。 だが、それはすぐに解け、右口元を少しだけ緩ませて拳銃を手に取る。 そして、何のためらいもなく引金を引く。 ロロは勝利を確信していた。確信していたのだが、それによって構築された歓喜の「したり顔」はすぐに崩れ落ちる。 「「アタリ」だ。次は君だよロサーノくん」 ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえない 絶対にありえない。 なぜこうなるのだヘクター・ギボンズッ! 声を心の中にとどめることは出来ていたが、それは表情の瓦解によって既にギボンズに露見している。 どうしてあの状況で助かる。何故死なないのだ。 「そんなにありえないかね?」 「ああ……もうどうでもいいかもしれないが一応言っておくと――――」 ギボンズの表情は、完全に勝者の「したり顔」に染まっていた。 もはやギボンズが最後に言った告白すらも耳には聞こえない。 「ひ……引金を…………フフヒッ……ひ……ひか」 「引けよ」 ギボンズは、ロロを指さし厳しい口調で言い放つ。 口元は緩んでいる。 だが、目は完全にヤバい。これは人を殺すことなど厭わない殺人者の目。いや、殺人者と形容するには安すぎる、悪辣な何かなのだ。 「…………キヒッ……フヒヒヒッ」 「キハハハハハハハハハハハハハハハハ……」 かくして、弾丸は放たれた。 渇いた音と共に、ロロ・ロサーノのこめかみは貫かれ、テーブルに沈むのであった。 「…………最後に一言。このウイスキーはきみにやるよ」 ギボンズは、そう言って酒場を後にした。 5 / 6 ページ ―――― 「……キヒッ。行ったかな?」 ギボンズが去ってから十分ほど経ったところで、酒場の床下の木の板一枚を持ち上げて、ロロ・ロサーノが姿を現す。 それと同時に、机に横たわる「ロロ・ロサーノ」は姿を消し、そこには穴の空いた尻尾が現れる。 ロロ・ロサーノは「嘘を吐いていた」。 敢えて言えばその「存在自体」が嘘なのだ。 先の戦闘でレドフォードを破った戦法の流用であり、油断をした隙を狙おうと思ってはいたのだが、ギボンズの狂気に触れて、ロサーノは心身ともに勝利を諦めた。 今となっては「命あっての物種」だ。 ヘクター・ギボンズ。あれほどまでに敵わない敵となると、もはや清々しいだろう。 「フヒッ……スペインに帰って一から出直そうとするカナ……」 ロロは、おもむろにギボンズが置いて行ったウイスキーの蓋を開けようとする。 なかなか開かない―――― 6 / 6 ページ ギボンズは最後に、こう告白していた。 「私は能力を、すでに使っている。能力とは「凍結させる能力」だ」と。 無論、ロロはそれを聞けていないのだが、ギボンズが能力を使用していた対象は二つ。 一つは拳銃。これによって自分に対して弾丸が発射されることを確実に防いでいた。 デコイとしてコインも事前に「冷やして」いたのだが、ロロは全く気付かなかった(『フリーズ・フレイム』というスタンド名もヒントであるのに)。 そして、もう一つは―――― 「『フリーズ・フレイム』解除」 ウイスキーの蓋が開いた瞬間、ロロを光が包む。 それと同時に、ギボンズが先ほどいた酒場は、凄まじい爆音と共に木っ端みじんに爆散した。 中に「爆発寸前の液体爆弾」が入っていたのは、もう言うまでもないだろう。 「酒は美味しかったかい? ロサーノくん」 ヘクター・ギボンズは、再度頬を緩めた。 ★勝者: 本体名 ヘクター・ギボンズ スタンド名『フリーズ・フレイム』 ▼一覧へ戻る
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オリジナルスタンド図鑑No.6161~6170 ■ No.6171 【案師】 ID 5UReLZBx0 【絵師】 ID QGdygiGQO 【スタンド名】 JIG-AI 【本体】 帯刀した女 弱肉強食的危険思想の持ち主 【タイプ】 近距離型 【特徴】 ポニーテールの様な形の角が生えた漆黒の人型 【能力】 本体が血を流すたびに強くなるスタンド。 ダメージを負うではなく血を流す事が重要。 パワーがAになった辺りでこのスタンドの体躯は紅に染まり、見た目も攻撃的に変化する。 本体が死ぬ時に大量の血を流す事で、スタンドにパワーを与え自動操縦型に変化させる事ができる。 自動操縦に変化したこのスタンドは周囲の生物に無差別に襲いかかる。 破壊力-C~A スピード-C~A 射程距離-C→∞ 持続力-C 精密動作性-D 成長性-A ■ No.6172 【案師】 ID fWkeoV6Q0 【絵師】 ID QGdygiGQO 【絵師】 ID iheSSHPX0 【スタンド名】 クリムゾン・スティグマータ 【本体】 カルト教団に身柄を拘束されていた男。 拷問により全身に付けられた傷を隠すため全身タイツと鉄仮面を使用している。 【タイプ】 近距離型 / チート 【特徴】 拘束具を思わせるファッションの人型スタンド 【能力】 殺害したものに「偽りの生命」を与え、生かし続ける能力。 このスタンドが直接何かを殺害した時、 その魂が消え去る前に偽りの生命を与える事でこの世に縛り付け、生かし続ける。 偽りの生命により歪んだ形でこの世に存在するものは「死んだ瞬間の苦しみ」を永遠に感じ続ける。 本体に能力を使用することができるかどうかは……不明。 破壊力‐A スピード‐A 射程距離‐E 持続力‐A 精密動作性‐B 成長性‐E ■ No.6173 【案師】 ID MT9p48HAO 【絵師】 ID i3UPpa2M0 【スタンド名】 ジーザス・オブ・ザハービア 【本体】 夢見るストリートチルドレンの青年 【タイプ】 近距離型 / 人型 【特徴】 薄汚れたヒーローのような感じ 【能力】 風を放ち、操る能力。言うなれば「魔術師の赤」の風バージョン。 放った風は自在に操ることが可能で、同時に複数の竜巻等を操ることも可能。 破壊力-B スピード-A 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-A 成長性-A 【能力射程】 数十m ■ No.6174 【案師】 ID eDHa/rMo0 「……」 『やっと手に入れた私の“平穏”……。それを壊すというのなら、容赦はしない』 【絵師】 ID VtrkLTTH0 【スタンド名】 ガマ・ボム 【本体】 中学生のころにいじめられていた少女。今は16歳。 髪で目が隠れている。 基本的に自分の口では一切喋らない。スタンド使いに対してはスタンドに喋らせることで会話する。 両親は14歳の時に火事で死亡した。本人曰く優しい人であったという。 大の動物好き。猫を見かけたりするとまず触ろうとする。無表情で。 人とあまり関わろうとしない。ただし、相手がスタンド使いの場合は積極的に潰しに行く。 人を信用することもほとんどない。だが、心を許した相手と話すときは自らの口で喋る。 食べ物の好き嫌いはない。 運動神経は意外に高い。虚弱そうな見た目に騙されて倒されたスタンド使いは多い。 いじめから開放された今はこの『平穏』を1日でも長く保とうとしており、 スタンド使いを潰しに行くのは自分の平穏を乱される可能性があるから。 そのスタンド使いに逆に潰される可能性を考えないあたり、 自分の実力にはそこそこ自身があるのかもしれない。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 3mくらいの身長がある首のない巨人。 大柄で手足は丸太のように太く、体中に紋章のようなものが刻んである。 自我は持たないし、口もないが喋ることができ、本体の『口』としての役割も持つ。 機械のように無機質な女性の声をしている。 【能力】 このスタンドの分身(1mくらい)を生み出す能力。 同時に生み出せる分身の限界は20個。 分身はスタンドと本体以外の物体に接触すると自爆する。 分身は自立して動き、自分でターゲットを襲う。命令は『○○を狙え』程度の簡素なものであれば可能。 分身は強い衝撃を与えられるか、約30分経つと消える。 破壊力-A スピード-D 射程距離-D 持続力-D 精密動作性-C 成長性-D 【能力射程】 半径17m ■ No.6175 【案師】 ID fjUsBs4Ti 【絵師】 ID QGdygiGQO 【スタンド名】 ジャスト・ア・ヒーロー 【本体】 なし 【タイプ】 1人歩き型 【特徴】 河馬の様な人型 【能力】 オリスタ絵師の元に時々現れ様々な支援をする 疲れた目を冷たいタオルで癒してくれたり、腰を揉んでくれたり、夜食を作ってくれたりする のは稀で大体邪魔になりデザインの障害となる 破壊力-なし スピード-D 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-D 成長性-なし 【能力射程】 B ■ No.6176 【案師】 ID eDHa/rMo0 【絵師】 ID oPfTcUk4P 【スタンド名】 ピンク・スパイダー 【本体】 ヤンデレの女。 家の倉庫には一番最初の彼氏の死体がこのスタンドの能力でミイラにされ、保管されている 【タイプ】 遠距離型 【特徴】 上半身は甲冑、下半身は蜘蛛 【能力】 体中から糸を出すことができる。 この糸にはかなりの強度があり、簡単には千切れない。 破壊力-C スピード-A 射程距離-B 持続力-A 精密動作性-A 成長性-C 【能力射程】 糸は10mくらいまで飛ぶ ■ No.6177 【案師】 ID sDwPpAyt0 【絵師】 ID x9AO+sKT0 【スタンド名】 ソルブ・マイ・ミステリー 【本体】 視聴者からの悩みにズバッと答えるコメンテーター 【タイプ】 近距離型 【特徴】 ハサミを二つに分解したのを両手に持つ人型。 【能力】 ハサミで斬りつける事によって、 「葛藤」を「カット」する能力。 悩み事、争いごとに瞬時に決着がつく。 ただし、この能力では、今ある判断材料での決着になる。 従って、状況が常に変わる様なことにはこの能力は向いていない。 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-D 成長性-C ■ No.6178 【案師】 ID l3HRSU000 【絵師】 ID /I8bbFh.0 【スタンド名】 Lotus(ロータス) 【本体】 太腿の付け根まで切断したジーンズに白いスポーツブラ 子ども用のGジャケットを無理やり着たナイスバディのお姉さん 【タイプ】 近距離型 【特徴】 黒い指ぬきグローブを付けた女性型 【能力】 生き物の皮を掴み無理やり脱皮させる 傷、皮膚病、皺の弛み、等々、異常がある部位の皮を引っ剥がし美しく健康な状態に生まれ変わらせる 破壊力-A スピード-C 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-C 成長性-A ■ No.6179 【案師】 ID ho9uiRbAP 【絵師】 ID d8okaxhkT 【スタンド名】 ジースター・ロゥ 【本体】 細身のデニムが似合う長身の女性 【タイプ】 近距離型 【特徴】 女性型ながらも力強さを感じさせる体つきの人型。右手首にウインチの器具がとりつけられている。 【能力】 右手首につけたウインチ(巻き取り機械に取り付けられたワイヤーと、金属製のフック)を操る能力。 操るといっても蛇のように自在に操ることができるわけではなく、 普通につかうように釣竿やムチの要領で扱う。 このスタンド能力の真価はフックにある。 フックはひっかけたり、あるいは突き刺すように使うこともできるが、 フックが対象に命中すれば、本体の意思で対象をフックとワイヤーに同化させることができる。 そうなれば対象は力ずくでワイヤーから引き離すことはできず、 本体の意思かワイヤーを断ち切る以外に離れることはできなくなる。 しかしワイヤーは直径2センチほどの太さでかなり丈夫なので、 相当なパワーか専用の器具を使わない限りワイヤーは断ち切れない。 ウインチがひっぱる力はスタンドのパワーに依存する。 破壊力-A スピード-B 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-B 成長性-E 【能力射程】 10m ■ No.6180 【案師】 ID sDwPpAyt0 【絵師】 ID AcozxCQr0 【スタンド名】 ジャスト・スタンド・アップ 【本体】 いじめられっ子で、考えるのをやめてひたすら耐えている。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 アイマスクと耳当てをした人型 【能力】 耳を塞ぎ、目をつぶる事であらゆる攻撃をやり過ごせる。 完全に無効化するわけではないので、軽傷くらいの傷は負う。 破壊力-C スピード-B 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-C 成長性-A オリジナルスタンド図鑑No.6181~6190 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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オリジナルスタンド図鑑No.8241~8250 ■ No.8251 【案師】 ID f4Y 【絵師】 ID POX 【スタンド名】 アブソルートリィ・ナッシング(何もない) 【本体】 何の個性もない地味な男性。その正体は殺人鬼。 【タイプ】 人型 遠隔操作型 【特徴】 骨のように白い関節部分と、人の筋肉のように赤い身体を持つ人型。 頭部の口から上が抉られたように無くなっており、スタンドは常に意味不明な言葉を呟いている。 【能力】 触れたものをペラペラにして「皮」とし、このスタンドや他のものに「着せる」能力。「皮」にされた生物は死亡する。 「皮」はサイズに関係なくピッタリ着ることができ、その場合着せたものの外見は「皮」とした物体そのものとなる。 「皮」は皮にしてから数時間ほどで急速に劣化し、ボロボロになって使い物にならなくなってしまう。 他のスタンドを「皮」としてこのスタンドに着せた場合、このスタンドは皮が劣化するまで着たスタンドのパラメータと能力を得る。 その場合、皮を脱ぎ捨てるか劣化して使い物にならなくなるまでこの能力を使うことは出来ない。 破壊力-C スピード-C 射程距離-A 持続力-D 精密動作性-A 成長性-B 【能力射程】 触れたもの。皮への変化は一瞬で行われる ■ No.8252 【案師】 ID 2sx 【絵師】 ID i84 【スタンド名】 ゴー・バック・2(トゥ)・ユア・レイヴ 【本体】 元気な少女 【タイプ】 近距離型 【特徴】 人型、全体に細身で体の中心から手足の先に向けて「 」みたいな感じの模様がある。 【能力】 このスタンドが触れた無生物を「ブーメラン化」する。 ブーメラン化された物が一度人の手に触れ離れた場合、その物はその人の手に戻ってくる。 投げる必要は無く、例えばブーメラン化された「煙草」が捨てられた場合、そのままその人の手に戻る。 また、戻ってくるスピードは手から離れたときの速さと同じになる。 ブーメラン化できるのは手に持てる程の大きさと重さの物まで。 一度人の手に持たれ、離れて戻ってきた時点でブーメラン化は解除される。また、複数の物をブーメラン化できる。 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-B 成長性-C ■ No.8253 【案師】 ID mzt 【絵師】 ID X4R 【スタンド名】 What do you ミィ~~~ン! 【本体】 苦労することこそが人を成長させると考えるすごく真面目な男子高校生 考えは御立派だが他人にも強要する(しかも善意で)のですごく面倒なヤツ 【タイプ】 遠隔操作型、生物型、群体型 【特徴】 金色の唐草模様のついた蝉型 【能力】 本体の表面から羽化する蝉にしがみつかれた物体は、蝉一匹につき5kg程重さが増す。 本体の喉辺りから羽化する一匹の雄蝉しか操ることができないが、この雄蝉の鳴き声は無数の雌蝉を誘導することができる。 破壊力-C スピード-A 射程距離-A 持続力-D 精密動作性-C 成長性-D 【能力射程】 E ■ No.8254 【案師】 ID Qzq 【絵師】 ID LQy 【スタンド名】 ビート・ジェネレーション 【本体】 ある拳法家の息子であり一番弟子。「大切なものを守るために強く無くてはならない」と繰り返し教え込まれているが、まだいまいちピンと来ないでいる。 【タイプ】 近距離(パワー)型 【特徴】 筋肉質な人型。腕に、拳に向けて流れるような模様が描かれている。 【能力】 殴打の痕から、再び『拳撃』を繰り出す能力。 スタンドが殴打した箇所からは、任意でスタンドと同形の『腕』が生えるように出現し、殴打を繰り出す。 この『腕』は殴打を行うための『ヴィジョン』であるため、拳は開くことは出来ず、持続時間は『一瞬』=『一発分』。 『腕』の殴打の向きは操作でき、またこの『腕』による殴打痕からも『腕』の発現が可能。 このため「自身が生えた場所のすぐ隣を殴り、そこから『腕』を発現し、再びすぐ隣を殴り……」ということを繰り返すことで、壁や床の上を『走らせる』ことも可能。 破壊力-B スピード-B 射程距離-E(『拳』-C) 持続力-E 精密動作性-C 成長性-C ■ No.8255 【案師】 ID Me9 【絵師】 ID X4R 【スタンド名】 ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・グロテスク 【本体】 裏社会では名が知られている詐欺師。 狡猾な手口で数多くの人間の金を騙し取った卑劣漢。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 金色のマントを羽織った皇帝の姿をしたスタンド。 その顔は人をバカにしたような表情をしている。 【能力】 触れた非生物を金塊に変える。 金塊は一定時間を過ぎると、元の非生物へ戻ってしまう。 本体はこのスタンドを使って多くの人間に金塊を売りつけて、金を騙し取ってきた。 破壊力-C スピード-B 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-A 成長性-E ■ No.8256 【案師】 ID GOl 【絵師】 ID f8t 【絵師】 ID tZ.ey5FA0 【絵師】 ID Y3XTnWyY0 【スタンド名】 ビハインド・ムーン 【本体】 犬が好きすぎて自らも能力によって狼の姿でいることが多い男 【タイプ】 近距離型 【特徴】 鋭い爪と牙を持った狼男型のスタンド 【能力】 スタンドの遠吠えを聞いた生物を「狼化」させる能力。 狼化した生物はこのスタンドをボスとし、命令を聞くようになる。 通常5分程度で狼化は解除される。ヒト以外の動物や精神の弱い者は解除まで時間がかかる。 解除されても満月のような球体を目にすると再び狼化してしまう。この症状はしばらく続く。 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-C ■ No.8257 【案師】 ID 54y 【絵師】 ID ShNPBFCY0 【スタンド名】 ステップ・バイ・ステップ 【本体】 絵師さんにお任せ 【タイプ】 近距離(パワー)型 【特徴】 ビスマス結晶のようなデザインの人型 【能力】 スタンドが投擲した物体の『跳ね返る向き』を操作する。 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-A 成長性-C ■ No.8258 【案師】 ID j5BoDlG20 【絵師】 #オリスタ案 【スタンド名】 スモール・シップ 【本体】 根暗な詐欺師 【タイプ】 遠 【特徴】 メカニカルな人型スタンド 【能力】 空中に不可視の地雷を仕掛ける 破壊力-B スピード-E 射程距離-B 持続力-C 精密動作性-A 成長性-A ■ No.8259 【案師】 ID Z5J 【絵師】 ID HYe 【スタンド名】 ロメオ・デライト 【本体】 隻眼の地質学者。 偏屈な性格であるため友人が少ない。 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 体が地層のような縞模様になっている人型スタンド。 【能力】 射程距離内の土を集積し、大型の土人形を作る。 スタンドによって作られた土人形は、本体の意思に従い行動する。 破壊力-C スピード-C 射程距離-A 持続力-B 精密動作性-A 成長性-C ■ No.8260 【案師】 ID W1T 【絵師】 ID PjF 【スタンド名】 エア・フォース・ワン 【本体】 とある美大生に密かに恋心を抱く青年 夢は世界中の絶景を写真に収めること 【タイプ】 遠隔操作型 人型 【特徴】 レンズのような装飾が特徴的な人型 ヤギっぽい眼をしている 【能力】 このスタンドが、対象となる写真を食べることによってまるで超高性能なプロジェクターのように写真に写っている風景をそっくりそのまま立体化・再現することができる。 その写真を撮った時の現場状況、風や気温、気候に到るまで全て完璧に再現するため、まるで自分がその場に本当に居るかのような臨場感を味わえる。 ただし被写体の生物は停止した状態でしか再現することができず、触ったり干渉することはできない。 能力の持続時間はスタンドが写真を消化しきるまでの数十分が限界。 破壊力-D スピード-C 射程距離-B 持続力-C 精密動作性-A 成長性-A オリジナルスタンド図鑑No.8261~8270 SP表示に切り替える 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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第17回トーナメント表 出場スタンド No.4971 【スタンド名】 ニュー・ファウンド・グローリー 【本体】 エミリアナ・セブロ・メサ 【能力】 スタンドが描いたものを具現化する オリスタ図鑑 No.4971 No.4082 【スタンド名】 クレセント・ロック 【本体】 藤島 六郎(フジシマ ロクロウ) 【能力】 殴った場所からロケットを生やす オリスタ図鑑 No.4082 No.4492 【スタンド名】 ドッグ・マン・スター 【本体】 脚蛮 醤(ギャバン ジャン) 【能力】 マーキングしたもの同士を同期させる オリスタ図鑑 No.4492 No.5002 【スタンド名】 ブレイク・フリー 【本体】 相羽 道人(アイバ ミチト) 【能力】 触れたものの「束縛」を解放させる オリスタ図鑑 No.5002 No.6130 【スタンド名】 クリスタル・ピース 【本体】 新房 硝子(シンボウ ショウコ) 【能力】 微細なガラスを操作する オリスタ図鑑 No.6130 No.5307 【スタンド名】 ツリートップ・ロック 【本体】 エツィオ・クラーツ 【能力】 指先から種を撃ちだし、着弾地点から枝を生やす オリスタ図鑑 No.5307 No.4343 【スタンド名】 バッド・バード・ラグ 【本体】 煤架 耶樹(ススカ ヤギ) 【能力】 楔を打ち込んだモノを真っ二つに割る オリスタ図鑑 No.4343 No.4377 【スタンド名】 ニール・コドリング 【本体】 加賀 御守道(カガ ミモチ) 【能力】 インクを膨張させて造形して操作する オリスタ図鑑 No.4377 < 第17回:予選① > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ トーナメントとは? ] [ オリスタwiki ]
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第05回トーナメント表 出場スタンド No.4718 【スタンド名】 スロー・アタック 【本体】 バド・ワイザー 【能力】 触れたものをペシャンコにしたり膨らませたりする オリスタ図鑑 No.4718 No.3003 【スタンド名】 ドクター・ラブ 【本体】 ハル・シャプレー 【能力】 この後やろう、と思ったことを今すぐやらせる オリスタ図鑑 No.3003 No.5148 【スタンド名】 ショッキング・ブルー 【本体】 巻 誠志郎(マキ セイシロウ) 【能力】 触れたものを飲み込む渦を空間に作る オリスタ図鑑 No.5148 No.5143 【スタンド名】 ハイ・ヴォルテージ 【本体】 露持矢 夢亜(ロジヤ ムア) 【能力】 触れたものを「持ち上げる」 オリスタ図鑑 No.5143 No.3039 【スタンド名】 ポワゾン・デリシュー 【本体】 ヴィック・ラズロ 【能力】 泡クリームを手の平から放出する オリスタ図鑑 No.3039 No.5002 【スタンド名】 ブレイク・フリー 【本体】 相羽 道人(アイバ ミチト) 【能力】 触れたものの「束縛」を解放させる オリスタ図鑑 No.5002 No.4976 【スタンド名】 サイクロプス・アイ 【本体】 クロちゃん 【能力】 凝視した生物を呼吸できなくさせる オリスタ図鑑 No.4976 No.4698 【スタンド名】 クローサー・ユー・ゲット 【本体】 安西 歩(アンザイ アユム) 【能力】 「性質」を手錠および手錠をかけたものに付与させる オリスタ図鑑 No.4698 < 第05回:予選① > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ トーナメントとは? ] [ オリスタwiki ]
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オリジナルスタンド図鑑No.8271~8280 ■ No.8281 【案師】 ID kuA 【絵師】 ID Hmr 【スタンド名】 アッシュ・クロウ 【本体】 酸いも甘いも噛み分けた、灰色の髪の老人。 いつも灰の入った袋を持ち歩いている。 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 灰色のカラスの鳥人間。 【能力】 掴んだ灰を手のひらサイズの灰色のカラスに変えて操る。 本体は手のひらサイズの灰色のカラスを使って近年の政治情勢や、敵対者の情報を収集する。 手のひらサイズの灰色のカラスは、役目を終えると元の灰に戻る。 破壊力-C スピード-B 射程距離-B 持続力-B 精密動作性-C 成長性-D ■ No.8282 【案師】 ID CHj 【絵師】 ID MiS 【スタンド名】 スキマスイッチ 【本体】 安アパートに住むミュージシャン。 【タイプ】 人型 遠隔操作型 【特徴】 サファリハットを被った灰色の人型。 【能力】 物体にスキマを 作る能力。スキマ を作られた物体は離れていてもくっついているように動作す る。 サイズはミリサ イズから人二人が 余裕を持って通れるくらいまで自由に生成可能。 その他平面に描 かれたイラストや 文章なんかにもスキマを作れる。ちょうど←みたいな感じ。 成長すれば空間 そのものにスキマ を作って広げられるようになるかも知れない。 破壊力-A スピード-B 射程距離-C 持続力-C 精密動作性-A 成長性-A ■ No.8283 【案師】 ID skK 【絵師】 ID skK 【スタンド名】 エイリアン・アートフォーム 【本体】 読書好きの少女。親が営業する古書店に入り浸っている。結構オカルト趣味もある。 【タイプ】 近距離(パワー)型 【特徴】 怪しげな儀式で着るようなローブを纏った人型。 【能力】 スタンドが触れた本の『文字列』を、『触手』に変える能力。 『触手』は『文字列』がある程度厚みを持って立体に立ち上がったもので、長さは『文字列』と同等。 ただし同じ本の『文字列』であれば繋げて一本の長い『触手』にすることも出来、逆に『文字列』ごとに別々の『触手』にすることも出来る(つなぎ合わせた『触手』を複数本、も可能)。 『文字列』のパワーは文字の大きさ=太さに比例するが、細身でも結構なパワーを持ち、物体に巻き付いて引き寄せる等が可能。 しかしその真価は『毒』。『触手』の先端で生物に触れることで、その文章において『書き手』がイメージした景色や音の『幻覚』『幻聴』を引き起こす。 つまり、情景の描写の『文字列』ならばその情景の『幻覚』を、擬音や音の描写ならその『幻聴』を体感する。これによって物理的な損傷は起こりえないが、それらは現実を覆い隠すことすらある。 雑感など特になんの描写でもない場合、能力は発動しない。なお『文字列』を繋げた『触手』の場合、先端の『文字列』のみが能力の対象になる。 破壊力-E スピード-E 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-C 『触手』 破壊力-D~A スピード-D~A 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-C ■ No.8284 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 ID t33 【スタンド名】 メイドインワイルド 【本体】 ヒッピー 【タイプ】 近 【特徴】 胸に地球のあるメカチンパンジー 【能力】 先史時代の地球を創り触れたものを引きずり込む 破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-A 成長性-E 【能力射程】 A ■ No.8285 【案師】 ID 1PW 【絵師】 ID uHu 【スタンド名】 ランプ・イン・テレン 【本体】 盲目の少女。光を感じ取る事はでき、その強弱や方向でを感じて有る程度不自由なく動き回れる。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 人型。頭部はアンティーク風のランプシェードのような装飾で覆われている。 【能力】 このスタンドの手の指が触れた点を「光源」にする。 光源となる点は大きくとも直径3cm程度だが、光の強弱や性質は本体で操作できる。 また、光源を「オフ」にする事もできる。一度に10箇所(指の数に同じ)まで光源を設定でき、各々で調整可能。 破壊力-C スピード-C 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-A 成長性-B 【能力射程】 10m ■ No.8286 【案師】 ID zvY 【絵師】 ID uHu 【スタンド名】 シルフエミュー 【本体】 メンヘラで自傷癖の有る少女 【タイプ】 装備型 【特徴】 本体の手の中に出現する、刃や持ち手の部分に竜巻のデザインされた折りたたみ式の剃刀 【能力】 このスタンドで生物を傷つけた場合、傷口から出る血液を「カマイタチ」に変えて放出する。 切りつけた傷の広さ・深さが大きいほど威力は増すが、指先を軽く切っただけでも普通のナイフ並みの威力になる。 また、カマイタチは血量に依存するので掠り傷程度なら一瞬の放出で終わる。血が出続けるならカマイタチは継続する。 破壊力-なし(※1) スピード-なし(※1) 射程距離-なし(※1) 持続力-C 精密動作性-なし 成長性-C 【能力射程】 (※1) ※補足1 発生するカマイタチは傷口・血量などにより破壊力-C~A スピード-A 射程-D~C ■ No.8287 【案師】 ID Dz1 【絵師】 ID qOa 【スタンド名】 アルティメット・ハイ 【本体】 上昇志向の強い男。ポジティブで陽気。 【タイプ】 群体型 【特徴】 「HIGH」と刻まれた、テニスボール大の球体。 【能力】 スタンドは発現されたその瞬間から猛スピードで上昇し始める。 その際、触れた物も重量に関係無く一緒に持ち上げられる。スタンドでもお構い無し。 射程距離外に到達すると自動的に消える。それに伴い、持ち上げられていた物は高所から転落することになる。生物なら転落死は免れない。 破壊力-E スピード-B 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-D 成長性-B ■ No.8288 【案師】 ID nj8 【絵師】 ID 1fJ 【スタンド名】 NOWHERE(どこにもない) 【本体】 空想などの実在しないものを好む、基本的に喋らない青年。 よく「不思議の国のアリス」などのおとぎ話の本を読んでいる。 【タイプ】 人型 遠隔操作型 【特徴】 黒帽子と黒コートの、白い肌の人型スタンド。顔には眼や口といったものがなにもない。 【能力】 「存在しない者」になる能力。 能力が発動している間、本体及びスタンドは「存在しない者」となる。 「存在しない者」となっている間はあらゆるスタンド能力の影響を受けず、 ありとあらゆる方法で存在を察知されなくなる。能力発動中も攻撃や外部干渉は可能。 その場合あらゆる攻撃の距離や時間などは曖昧になり、ただ「攻撃された」という結果だけが残る。 カウンターを仕掛けても空振りするだけで、「存在しない者」を倒すことはできない。 「存在しない」にも関わらず何故攻撃ができるのかは謎。本体も何故なのかは知らないし、興味もない。 破壊力-B スピード-B 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-C 成長性-E ■ No.8289 【案師】 ID JA9 「あんたはあたしが、撃ちぬいてあげる。」 【絵師】 ID AzP 【スタンド名】 ギルティ・ナイチンゲール 【本体】 人生に退屈している降星学園の女性保健委員(名前 山城 楓) 【タイプ】 近距離パワー型 【特徴】 全身に血がついている鉄製の針が生えた人型 【能力】 触れた物質から鉄製の「針」を時速150kmの速さで生やす。この能力で生やした針は時速120kmの速度で飛ばす事も出来る。 針の長さは最大2m、太さは0.5mmから10cmの範囲内なら本体の意志で操作出来る。針を生やすタイミングは本体の意志だけでなく、誰かが触れたり、一定時間経過(最大5分)後にも自動的に生える。 水などの液体からは生やせない。 破壊力-A スピード-E 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-A 成長性-C 【能力射程】 A ■ No.8290 【案師】 ID bSR 【絵師】 ID TVV 【スタンド名】 サークル・オブ・ラブ 【本体】 任せる 【タイプ】 近距離(パワー)型 【特徴】 キューピッドのようなスタンド 【能力】 スタンドが発する波紋状のエネルギーを同時に受けた生物同士は、小指から伸びる赤い糸に繋がれる。赤い糸は5mしか伸びないため、生物同士はそれ以上離れることは出来なくなる。 赤い糸は繋いだ生物以外を透過するので切断できず、引き千切ろうとしても小指が先に千切れる程に強度も高い。 破壊力-D スピード-D 射程距離-C 持続力-C 精密動作性-C 成長性-C オリジナルスタンド図鑑No.8291~8300 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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第02回トーナメント表 出場スタンド No.4343 【スタンド名】 バッド・バード・ラグ 【本体】 煤架 耶樹(ススカ ヤギ) 【能力】 楔を打ち込んだモノを真っ二つに割る オリスタ図鑑 No.4343 No.4621 【スタンド名】 ライン・ライダー 【本体】 多田 光太郎(タダ コウタロウ) 【能力】 注目を集める「集中線」をつける オリスタ図鑑 No.4621 No.2724 【スタンド名】 マイシクル・ティアーズ 【本体】 桐木 幻十郎(キリキ ゲンジュウロウ) 【能力】 袖の中から何でも創造する オリスタ図鑑 No.2724 No.3409 【スタンド名】 ゴースト&ダークネス 【本体】 グリシア・ハーミット 【能力】 食欲も増幅させる二丁拳銃 オリスタ図鑑 No.3409 No.449 【スタンド名】 タイト・ロープ 【本体】 ドナルド・“ドン”・ハーディン 【能力】 張力を調整できる縄を操作する オリスタ図鑑 No.449 No.2234 【スタンド名】 バレエ・メカニック 【本体】 井波 政勝(イナミ マサカツ) 【能力】 物体を金属化・サイボーグ化する オリスタ図鑑 No.2234 No.3511 【スタンド名】 イーグル・ハート 【本体】 大友 湊沁(オオトモ ソウシン) 【能力】 触れた場所を糸状にして綻ばせる オリスタ図鑑 No.3511 No.2085 【スタンド名】 エンヴィー 【本体】 茜(アカネ) 【能力】 罪悪感の原因を破壊する自動操縦型 オリスタ図鑑 No.2085 < 第02回:予選① > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ トーナメントとは? ] [ オリスタwiki ]